みなさんこんにちは!

春はすぐそこ、もう今シーズンが楽しみで仕方がないハニー工房です。

「もう春だろ?分蜂はまだ!?」って陽気に恵まれた日もあれば、

寒の戻りで「なんだまだ寒いじゃん)))」みたいな調子です。

昨年ご紹介させていただいた

フライの雑誌社さんから出版されている

「山と河が僕の仕事場」

なんと2巻が発売されています!


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前作は「川崎生まれの都会っ子が宮崎県高原町へIターン移住。いつのまにか「釣りと狩りを仕事にする人」になってた」

という帯の見出しだったんですが、今作は

「川崎生まれの都会っ子が宮崎県高原町へIターン移住。狩りの獲物を毛鉤にし、鳥獣被害対策で奔走する!」

となにやら使命感を感じられるものにパワーアップ!

こりゃ読むしかないですわw

著者の 牧 浩之(マキ ヒロユキ) さんは

罠猟と銃猟で獲た獲物を毛鉤(フライフィッシングで使う疑似餌のこと)の材料にされ、

またそれらを自らの釣りで釣果を立証し、販売ながら生計を立てている

猟師+毛鉤職人
さん。

そしてなんと肉は我が家の日常食

最近は畑も始め、米以外は自給自足という猛者です!

『鳥獣被害』近年よく小耳に挟みますね。

具体的に書かれていましたが、自分が思っているよりもはるかに自然界全体において

影響があるということに驚きました。まさか土砂崩れなんかも・・・(おっと。

そこには鳥獣被害に奔走する猟師と、生活のかかった農家の方々の“リアル”が記されておりました。

前作の頃より腕を上げた牧さんが培った経験、技術、直感を駆使して野生に立ち向かう

様は読んでいてアツくなれます!

その時々の条件や、猟方、そしてなにより『感情』が素直に記されているので

緊張感が伝わってくるんです。

もちろん、フライフィッシングにおいても素材のことから毛鉤の製作の1例まで(写真付き!
(50cmクラスのニジマスだと・・・・?)

釣り好きにはたまらない、よだれ物の記事が盛りだくさんでした。

そしてこの作品に忘れちゃならない・・・

鬼嫁日記(どーーんw)

M氏「大変ですよ。猟期中は手ぶらで帰ると○○○○○○です。」

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話の節で挟んであるグラビアが前作からの楽しみで、ぼーっと眺めていると故郷の土の匂いや川

のせせらぎが伝わってくるような美しい画から、猟の厳しさを物語る画まで。

「人の温もり」
も写真に収められていましたね。

詳しい知識はコラムで分けてあるので物語を通して読むもよし、突き詰めて知識を探索するもよし。

笑いあり、涙あり、感動あり、鬼嫁あり
(確定)


前作を超えるくらいのボリュームと読み応えのある内容でした!

あらすじが所々丁寧に練りこまれているので、逆にこの2作目から読んでみて

いろいろと初々しい1作目を読むのも楽しいかもしれませんねw
右下の書籍の欄に追加しておきますので、お買い求めの際はどうぞご利用ください。)

それと・・・

ハニー工房が愛して止まない・・・

ニホンミツバチに関する話
もあります!!!

この不意打ちにはテンションが上がりすぎて、

このパートは本編を止めて何度も読み返しましたwww




人は自分の人生において、たくさんある道に迷い足を止めてしまうことがあると思います。

私自身、過ぎていく日常の中で時々後ろをふりかえって歩みを止めてしまいます。

そんな時はそこから外れてもいいのかもしれません。

少し離れた場所から、さっきまで自分がいた場所を眺めてみても。


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記事 STRIFE SERVICE