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このハゼの木に小さくなって固まっているニホンミツバチの群れ

実はこれ・・・分封群ではありません。

では何か?

振り返ること数日前、何気に私が玄関から朝外に出たときでした。

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おおおおおおおおおおお!?

(こ、これは分封群か!?だとしたらすぐに捕獲だ!!!よっしゃ!)

その群れは何処に行くかと思いきや、先日逃げ出してしまったニホンミツバチの重箱へ・・・

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ご覧の有様です・・・(^ω^;)

実はこれ、先ほども述べましたがニホンミツバチの蜜を横取りに来たセイヨウミツバチによって逃避を余儀なく

され追われたニホンミツバチの巣に居着いたセイヨウミツバチが残りの仲間を引き連れて来て、巣箱を

一斉に占拠してしまったのです。

(下の写真は奇襲にあっている様子)

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ニホンミツバチよりも黄色くて一回り大きいのがお分かりでしょうか?

世間一般の人が『ミツバチ』と想像すると黄色と黒のツートンカラーを想像すると思いますが

それは実はニホンのミツバチではなく、セイヨウミツバチなのです。

とすれば、もしかすると私たちが愛してやまない某あの有名キャラも・・・

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セイヨウミツバチなのかもしれませんね(笑)

話が若干それたようですがw

冒頭の写真のニホンミツバチの群れは奇襲に合い逃避を余儀なくされた女王が

大勢の働き蜂をつれて逃げてしまったあと、この間外に働きに行っていてもどってきたら巣が

セイヨウミツバチに占領されていて途方にくれた者たちが数にしておおよそ200~300匹で巣に帰る

ことができず近くの木々に固まって止まっている様子です。

もちろんこの群れには女王蜂も存在しません。

こういった著しく小さな群れは次第に消滅してしまいます。

同じミツバチ同士できれば争って欲しくないのですが、こういったことも長くミツバチと接していると

珍しいことではありませんし、人間の力ではどうすることもできません。

これも自然の摂理か・・・

次はいったい何が起きるんだろう?なんて事を思いながら生物の厳しさも感じさせられた出来事でした。

石釜養蜂家の探求はまだまだ続きます(^ω^)